葬儀費用もカード払いできるのをご存知ですか？カード決済を導入してもしもに備える | クレジットカードの導入ならアイタウン

葬儀に必要なお金

葬儀にかかる費用は高額になるもの。葬儀費用に平均は約200万円前後になり、突然の出費となると用意するのも大変という方も中にはいらっしゃると思います。葬儀費用の内訳は大きく分けると三つあり、お葬式本体費用、飲食接待費用、お寺関係の費用に分けることができます。このうち金額の大部分を占めているのがお葬式本体の費用になり、葬式費用総額の７～8割程度はここに含まれています。
こういった大きな金額を支払うとなると考えるのがクレジットカードの利用だと思います。ですが今ではあらゆるものがカード決済ができるようになっているものの、葬儀費用のカード払いについてはあまり耳にしません。
では実際に葬儀費用がカード払いできないのか？というとそういう訳ではありません。

葬儀費用もカード払いの時代に

まだまだ一部ではあるものの、葬儀費用のカード払いは実際にできるようにインフラが整備されつつあります。
実際に2015年頃に一部のカード会社決済会社が葬儀会社と提携を行い、葬儀費用のカード決済を行えるシステムを導入しつつあります。注目したいのはネットを使った集客やプラン別に料金体系をわけるなどのシステムも併せて導入していることで、変化するニーズに併せて多様なプランを用意しておき、同時にカード決済のニーズにも対応していこうという動向があります。
このようにカードが利用できる葬儀会社はまだ少ないものの、業界的にもカード払いに対する要望は高く、ニーズがあることが伺えますね。

お寺への支払いはカード払いできない

葬儀代の内訳を見てみると、読経料や戒名料、宗教者の交通費などのお寺関係への支払いも含まれています。
読経料の相場は平均で20万円程度、戒名料も5万円～程度というように合わせると30万円前後になりますが、これらの費用は宗派やお寺によってもかなり差があるので、事前にしっかりと確認をしておくことをお勧め致します。
30万円前後の金額になってくるとカード決済ができればと思うかもしれませんが、基本的にこういったお寺関係への支払いは、宗教者に対して直接支払うようになっているので、クレジットカードは利用できません。ですので、カード決済を利用したい場合は葬儀費用本体のみに利用するようにしましょう。

支払いのタイミングを理解しておく

いざカード決済を行おうと思った時に支払いのタイミングも重要なポイントになってくるでしょう。
葬儀費用の支払いは葬儀が終了してから一週間以内という後払い形式が一般的ではありますが、中には葬儀を依頼した後に見積もりの半額を先払いにするケースなどもあります。
いずれの場合も突然大きなお金が必要になってしまいますので、いざという時のためにしっかりと準備を整えておくことが理想的でしょう。

葬儀費用の支払い方法

大きな金額になりがちな葬儀費用、その支払い方法も併せてチェックしておきましょう。
まずは現金での一括払い。これは言うまでもなく必要な額を全て現金で支払うことになりますが、突然の出費となった場合は貯蓄に不安があると難しい可能性もあります。そういった時は次の二つの方法から選ぶこともいいかもしれません。

葬儀ローンでの支払い
これは葬儀専用のローンを組む方法で、葬儀ローンには葬儀会社が提携しているカード会社に依頼するものと、銀行に依頼してローンを組むものに分かれます。
大きな違いとしては金利や提出書類、融資のスピードといった点になりますので、ローンを組む場合は予め比較を行っておく方がいいでしょう。

最後がクレジットカードでの支払いです。
葬儀費用のカード払いはまだ一般的にはなっていませんが、一括払い・分割払いの選択が可能であり、利用ポイントが獲得できる点が他のものとは異なります。注意点として利用限度額があり、葬儀費用の全額をカード決済するのが難しい場合はカード会社に「利用限度枠の一時引き上げ」ができるかどうかを確認しておきましょう。

カード決済がある安心感

葬儀費用の工面が大変であるということは葬儀会社ももちろん理解していて、その為、葬儀の後一週間以内に支払うのが一般的になっています。
ローンを組む場合でも融資までどのくらい日数が必要なのか、本当に融資が可能なのかが心配になりますし、できればこういったことはスムーズに済ませておく方がいいかと思います。
そこでカード決済の必要性が出てきます。カードで支払いができれば、すでに契約しているカードで支払いが可能になるので新規の審査も不必要で、安心して依頼ができるようになるでしょう。
もちろん決済手数料のことも気になるとは思いますが、多様な支払い方法を用意しておくことは、これから大切になってくると思いますので、カード対応がまだ済んでいない場合は一度ご検討してみてはいかがでしょうか。