介護サービスの支払い方法にクレジットカードを考えてみる

カード

介護業界の動向

介護サービスに望むものとは

少子化に伴って長寿社会になりつつある日本では、これからも高齢者の人口は増え、介護が必要な人口も増加するだろうと予測されていて、その流れに沿うように老人ホームや介護施設、介護職をもっと増やして欲しいという要望は日毎高まっています。
とは言ったものの、とりあえず数を増やせば良いという訳でもなく、利用者が安心して快適に過ごせる環境であることが望ましいでしょう。また、すでに家庭に介護が必要な方がいらっしゃる場合などは、老人ホーム等の施設が遠隔地にあっては何かあった時の不安につながりかねないので、立地的な面でもより身近なサービスであることが望ましく。そして費用や支払方法なども含めた点でも利用しやすいサービスであることが大切になってくると思います。

支払いの方法と選択肢

介護関連サービスの中でも、有料老人ホームにかかる費用はとても高額になります。施設への入所では大きく分けると入居時に支払う「入居一時金」と、賃料や管理運営費、食費、水道光熱費などを含めた「月額利用料」の2種類があり、これらは介護施設自体のグレードなどによっても大きく変化します。
地方自治体やNPO法人などが運営を行う施設の場合は幾分か安い費用に抑えられるケースもありますが、基本的に金銭の支払いについては銀行振込か、自動引落しの二通りに限定されている場合が多く、こういった金銭をクレジットカードで決済できれば…とお思いの方もいらっしゃるようです。
では介護サービス関連の支払いについてもう少し詳しく見てみましょう。

支払いについてのあれこれ

介護料金の決済事情

実際のところ、老人ホームやデイサービスといった介護サービス全般においてクレジットカードが利用できる所は現在はほぼ存在していません。
導入が進まない理由については介護保険料などとの兼ね合いもあり、介護施設がクレジットカード決済に対応するメリットはあるのか?デメリットの方が多いのではないか?など少し複雑な事情があるようです。
ではクレジットカード決済の需要があるかどうかという視点で考えた時はどうでしょうか?

支払いケースから考えてみる

例えば老人ホームなどの場合、その代金を支払うのは誰なのかという点も考えられます。もちろん入所する本人が支払うことも考えられますが、親族が協力して負担しあうというケースも多くあります。こういった場合、費用を実際に払える人がみんな近くにいるとは限らないので、クレジットカード決済の利便性は高いと言えるかもしれません。
施設側としてもより良いサービスを提供し、安心して過ごしてもらえるようにするために料金はきちんと回収したいところではありますが、料金の回収方法を限定して絞ってしまうことは、場合によっては料金回収が難しくなる可能性すらあるでしょう。
では対策としてどういった方法が考えらえるでしょうか。

クレジットカード決済の導入について考えてみる

徐々に変化しつつある決済事情

先の項目ではクレジットカードが利用できる施設はほぼ存在しないとお伝えしましたが、実は介護関連のサービス費用をオンライン上からクレジットカード決済できるサービスを行っている企業もあります。
比較的新しいサービスなので、まだ導入している施設は少ない状況ですが、顧客にとっての支払いの選択肢を増やすことで利便性を高め、介護施設自体の集客にも一役買ってくれたり、利用料の未回収も防げるなど、メリットになる点はたくさんありそうです。

ポイントを把握すれば導入が現実的に

ここでポイントになるのはそのサービスでは使用できるクレジットカードが入所する本人のものだけでなく、二親等までの親族所有のクレジットカードでも利用できる点になります。介護施設などの支払いケースは先の項目で述べたように多様なケースがあるため、より幅をもたせた選択肢を提供することで誰でも利用しやすい施設になっていきます。
このように現在ではほぼ利用できない介護サービスでのクレジットカード決済ですが、今後の社会情勢を踏まえると近い将来クレジットカード決済ができるのが当たり前になる時代がくるかもしれませんね。

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