医療費のクレジットカード決済が難しい理由

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病院でクレジットカード払いは選択可能?

クレジットカード決済ができる病院、できない病院

病院と一口に言っても総合病院や街の内科・外科医院、診療所など様々な規模の病院があります。ですが病院を営まれている方、通院している方の双方でも病院でクレジットカード決済を利用したことのある方は少なく、医療費は現金払いで行われる場合がほとんどではないでしょうか?
総合病院や大学病院などの場合は医療費に対してクレジットカードでの支払いが選択できます。支払いの選択ができる理由は様々ありますが、大きな理由としては症状に対する医療費が高くて現金払いが現実的でないのでクレジットカードを利用できないと困るという点です。
また、街の診療所と大きな総合病院では抱えている医師や看護師の数もさることながら、診察できる内容も豊富で、患者さんの数もかなりの差があるため、手数料がかかったとしても十分に利益として運営できるだけの仕組みがあることも理由になるでしょう。
通常であれば医療機関へのクレジットカード決済の導入は難しいのですが、大きな病院に限っては決済会社と直接取引きを行なって導入することで支払いを可能にしています。

保健医療とクレジットカード決済の関係

保険医療費と決済手数料

病院がクレジットカードを利用できない理由には保健医療費があります。日本にお住まいであれば基本的に全員が国民健康保険か社会保険に加入していると思います。保健の種類やどちらの方がお得かなどの詳しい解説は割愛しますが、整体院や鍼灸院などを除く一般的な病院や診療所では、発生した医療費に対して患者さんが負担する金額は基本的に全体の3割になります。
クレジットカード決済は便利ですが、保健が適用される診療代に対してクレジットカード決済が行われると、その際の手数料が大きなネックになってしまいます。例えば診療代が4000円だった場合で手数料が5%だとしても、手数料として200円が差し引かれてしまいます。保健が適用される場合になると患者さんが負担する金額は1200円になってしまうので、売上として考えると病院側にかなりの負担となってしまいます。
このような理由によって中規模や小さな病院にとっては導入できなくはないが、導入するメリットが低いというのが現在の状況になっています。

医療機関にとってのメリットとは

利便性の高さは患者様にとって大切なポイント

実入りが少ないということは経営的には大きな問題でしょう。ですが選択肢の一つとしてクレジットカード決済を導入するメリットは確実にあります。
例えば急に体調が悪くなった時、急な怪我をした時など、病院にいくシーンはいろいろあると思いますが、どちらにしても予想できない出費であることは間違いないでしょう。そういった場合、体調が悪い状態、怪我をした状態で支払えるだけの金額を手持ちに用意して病院に駆け込むというのはあまり現実的ではありません。何よりもまず病院に診療を受けにいくのがもっとも大切です。
もともとクレジットカード決済に対応している病院なら良いかもしれませんが、急に行く必要がある場合は患者さんが支払い方法を確認するのも難しくなってきます。高額な医療費では保健によって3割負担になったとしても何十万円という支払いになる可能性もあり得ます。治療をしないといけないけれどお金の問題があって不安で治療に専念できないとなると気が気ではありません。
クレジットカード決済を選択できること、経営的な観点ではなく患者様の気持ちになって考えた時に安心して診療を受けてもらうためにも大切なポイントと言えるでしょう。

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